英会話習得のための目的、目標と学習計画

英会話上達
どんどん上達していきます

 

何事においても、目標を定め、その計画を立てることは大変重要です。これは、子どもでも大人でも同じです。

まず、

「目標」とは、目的地に達するための目印ですよね。

「目的」とは、あなたの「なぜ」に答えるものです。

英会話習得の目的は、例えば、「会社で必要だから」、「昔からの夢」、子どもだと「外国人の友達をつくりたい」とか「家族で海外旅行に行くとき、親に通訳してあげる」などあります。
目的があるから、一所懸命になれるのです。
もし目的があいまい、もしくは目的がまったくない場合はどうでしょう?勉強はしているけれど、「なぜ勉強してるのか?」の質問に答えられないと、時間や労力などを無駄にしていることになります。

また、
目標が無いとどうなるでしょうか?
達成感がないので、やる気がなくなってきます。
目標を達成するために何をしたらいいのか、達成したら何ができるようになっているのかをしっかりと決めておくことが必要です。

 

「一生懸命に勉強します!」

ある人は「一生懸命に勉強します!」と、よく聞かれます。「もっとがんばります!」とか。もしそれが目標でも、何をしたら目標が達成できるのか知らないと、「なんか努力が足りないな〜」とかの理由で、もっと頑張ってみることになります。それが目標だからです。その結果、なかなか英会話ができない、ということも十分あり得ます。

イメージしてください。
ある人が川で手足をばたばたさせて一生懸命泳いでいるようです。ですが一向に前に進まない。本人は本気モードでも、泳ぎ方を知らなかったり、どのような練習をしたら早く対岸へ泳げるようになるか知らないと、着くまでに溺死してしまうか、もっと手足をばたばたさせて、がんばることでしょう。

また、なんとか泳ぎ着いたのはいいけれど、目的の場所とは全然違う場合もあります。だからまた泳ぐ必要があります。

ばたばたしながら・・・・。

 

溺れているのかな?

溺れているのかな?

 

冗談みたいですが、そのような人をよく見かけます。一生懸命やっているけど結果がなかなか出ない人は一度振り返ってみる価値はあると思う。

さて、英会話習得の目標設定とは、英会話ができるようになるためのチェックポイントを設定することです。

そのチェックポイントはなんでしょうか?

  1. 日常会話に必要な単語数、文法、発音の仕方などを知り、聞き取れること。
  2. 実際の会話でその知識を使えるようにする
  3. この二項目の反復を絶えず行うこと

これら3つを継続して行ってください。それもバランス良く。#1ばかりではなく、#2も同時に。英語をとてもよく勉強していれば、知識として十分でしょう。それを使って話してみること。そして、会話がある程度できるようになってきても、#1の作業がないと、同じ表現や単語だけで会話することになります。

これらの学習計画では、できる限り毎日することを目指しましょう。少しの時間でもいいので。

本当に小さいことの積み重ねです。その積み重ねが後々、あなたが持つ英会話習得の目的が達成され、ますます自分の英会話力に磨きをかけることができるようになってきます。

「こんなことは十分わかっている」という人は、すでに実践しているから目的もすぐに達成されるわけです。

「でも、つらいのです、継続することが・・・・。」
「今日は疲れたから、英語の勉強は休憩」
とか
「飲み会があるので、会話練習はまた今度!」などの理由や邪魔が日頃の生活で襲ってくるのです。

その「魔」に打ち勝つには、やはり目的がしっかりしていないと負けてしまうと思う。英会話習得は決して楽ではありません。
目的をしっかりと持っている人の覚悟は違います。学習態度が全然ぶれません。英語を話すとき、控えめな態度でも自信があるので、意思疎通ができやすいものです。

 

幼児の子どもでもこの作業はできます。先生やアドバイザーでなくても、ほとんどの場合、親のサポートが必要です。なぜなら、年齢が小さいと英会話習得の目的や目標は、子どもの目線や考え方に沿って一緒に考える必要があるからです。ただし、親が英会話ができる、できないに関わらず、親自身が「英会話習得の方法」とその目標の立て方を知らないと、時間や労力、お金などを無駄にしていることになります。

がんばりましょう!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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