子どもの自主性に任せた英会話の宿題を出す

子ども英会話の体験レッスンをした時の話。

私の担当する小学生クラスに子どもが参加し、その親御さんは教室内で授業の様子を見てもらったことがありました。

ロサンゼルスでの街角
トラックの中で料理されたものが食べらるけど、タイミングが合わず注文できませんでした。

こんにちは。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

普段行なっているレッスンが終了し、その親子から特に質問もなくそのまま帰られました。

そして１週間ぐらい経って、入校を遠慮するメールが届き、その時に感じた感想やクレームの内容が書き添えてありました。（わざわざ気を使っていただいてありがたいです。）

その一つに、

「子どもの自主性に任せた宿題はどうなのか。やる気のない生徒はやってこないと思う。」

とのこと。

その親御さんへの私からの宿題に関する説明不足と、当日、他の生徒が宿題をしてこず、またやる気のない態度から、自分の子供にはこんなクラスで英会話を学ばせたくないと思ったんだろう。

私のクラスに参加する子供たち、４歳から中学、高校生の生徒さんたちには全員、宿題を与えています。

なぜ私から宿題が与えられるのか、またなぜ宿題をするのかを子供たちには理解してもらっています。

お互いに理解した上で、頑張ってやってもらっています。ある子たちは、私が出す課題以上のことを自分から進んでやってきます。すごいな〜、と毎回感心させられます。

基本だけど、子供に自主性がないと、絶対に効果的に学ぶことはないのです。つまり英会話はできるようにならないのです。

だから私は、

「やる気がないなら無理してやってこなくても良いよ〜」

とも伝えています。

なぜなら彼らにも選択権があるから。

やってもいいし、やってこなくても良い。どちらでも。

でもほとんどの子は特別な理由がない限り必ずやってくるし、宿題ができなかった場合は、その理由を必ず彼らから私に話してくれます。

だからやる気のない子は、もともと参加しないのです。入校して、学習し始めても自分自身がやってこないがために嫌になって結局辞めると思う。でもやる気がなかったのに、しばらくするとやる気が出る子もいるので、ここの判断は難しい。だから日頃のコミュニケーションが大切になります。

親の自宅学習の子どもへのサポートは多少は必要だけど、講師や親がごちゃごちゃ子供に「自主性」が出るように説得しても、自分から進んでやるようには絶対になりません。

会社の上司から言われてからやるようでは、パフォーマンスが落ちて業績落ちますよね。

英会話ができるようになる手段があっても、「やる気」がないと望む結果に結びつきません。

だから子どもの年齢に関係なく、自主性に任せているのです。あと講師としてやるべきことは、その子の状態・レベルを把握して、適切な課題、ホームワークを出すことによって確実に前進ができるよう見守る、育むことになります。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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