南カリフォルニアにあるカーディーラーのテレビコマーシャルで、昔ラジオやテレビでよく流れていたんだそうです。これが今も耳に残るこのjingle（ジングル）。
英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。
このジングルは、
“You won’t get a lemon from Toyota of Orange〜”
と歌っています。
この「a lemon」について。
２年ほどずーとタブレットが欲しいな〜と、ネットで製品情報やいろんなユーザーが使っている動画やブログ、価格動向などを暇を見つけてはチェックしていました。
欲しかったのはAPPLE製のWi-Fi + Cellular
SIMフリー版のタブレットは、Wi-Fi がなくても街中で電波を拾ってネットができるメリットがあり、私が英会話のレッスンで使用する場所ではWi-Fi の設備がないところが多い。
もしSIMフリー版でなければ、通常のWi-Fi 版のタブレットを使ってネットにつなげるならば、スマホの電波を利用してディザリングして使うこともできます。
ただSIMフリー版はGPSに車でナビゲーションに威力を発揮するともあり、その分料金が上乗せされて高い。そしてSIMフリー版は基本本体の割引がない。
それでもSIMフリー版買うぞ！と決めてから価格情報を見てみると、たまに新品の状態で割引されて販売されているのがあった。
これに目をつけて、ラッキーなことに最安値で買うことができました。
これがアンラッキーの始まり。
小箱が送り届けられ、新品の箱を開封し、気持ちは大興奮！ WOW!
２年も待ちましたからね。
電源を入れる前に、予め購入していたスクリーンプロテクターをタブレットにしっかりと貼り付け。
そして、SIMカードをタブレットに入れて電源オン！
設定画面が出て、手順通りに進めていくと、
途中で、
「SIMが無効です」
と出て、先に進まない。
なぜかロックがかかっています。
すぐさま、APPLEのテクニカルサポートに連絡。
色々と対応していただき、もしかしたらハードの不具合かもということで、翌日に送り、１週間後にまるっきり別の新しいタブレットが戻ってきました。
新しいのが送られてきても、返却したものにつけていた奮発して購入したスクリーンプロテクターは返してもらえず。これにはショックだったな。
また新たにスクリーンプロテクターを購入する羽目に。そして再度セッティングをして進めるとまた、
「SIMが無効です」
まだロックがかかっている。購入してからすでに１０日間過ぎてます。
いまだに使えません。
APPLEのテクニカルサポートの方がお一人、安田専門にずっと対応していただいていた。どこで購入し、間違いなくSIM-Free版（Docomo, au, Softbankのキャリアではない）かどうか何度も確認してきました。
私としては、本物のSIM-Free版。
２年間も待ったからね。間違える訳がない！
サポートの方は、念のため購入したネットの販売店に確認して欲しいというので、再度連絡してみると、
「SIM-FREE版です。Wi-Fi + Cellular
購入した時にその旨の文面が書いてあったので、お店にクレームしてもしょうがない。
そこでAPPLEのテクニカルサポートに連絡を入れて、間違いないくWi-Fi + Cellular
「本体に異常はないはずです。一度どこかのキャリアのSIMカードをタブレットに挿入してみて欲しい」とのこと。
この時点ですでに２週間が経っていた。まだ使えません。
そこで、友人でsoftbankを使っているスマホのsimカードを借りて、再設定。
すると、
「SIMが無効です」。
当然でしょう。私が買ったのは、Wi-Fi + Cellular
でも、APPLEのテクニカルサポートからの確認のお願いが、Docomo, au, Softbankの全SIMカードでの設定の確認だったので、残りの2社。
周りの知人でDocomoとauを使っている人がいないので、私のスマホで使っているSIMカードを取り扱っているお店に事情を説明し、DocomoとauのSIMカードを貸してくれないか頼んだところ自己責任を条件に貸して頂いた。
Docomoのカードを挿してみると、
「SIMが無効です」と。
当たり前でしょ！私のはWi-Fi + Cellular
多分auも当然ダメもとでauのカードを挿入してみると、いつもの設定画面と異なる。
あらま、なんと初めてホーム画面を見ることができた。
ロックが解除された・・・・
私の頭の中は全く訳がわからない。
SIMフリー版のなのに、どうしてauで繋がっちゃうのか・・・・。
auのカードをお返し設定してもやっぱりロックがかかって使えない。すでにこの時点で３週間ほど経った。このタブレットはまだ箱の中。
翌日APPLEのテクニカルサポートに再度連絡して、事情を説明すると、
「あなたのタブレットはどうもauのキャリア版ですね。」
「SIMフリー版のはずなのになぜかauのロックがかかっている。」
ますます訳がわからない。前回故障と思われて返却して新しいタブレットが戻ってきても、ハードだけが新しくなっているだけで、推測だけど中身のアプリケーションは前のものをコピーしたものを新しい本体にインストールした模様。
よってAPPLEのテクニカルサポートは、私のタブレットはauの製品なのでこれ以上対応できないと。
これってキャリアの保護政策なのか、SIMロックをかけて他社の回線使わせない、客を囲んで、他社のキャリアに心移りさせないための戦略なんだなと思った。こんなこと続けていたら安いSIMフリー通信会社に近々駆逐されるだろう。
とにかくショック！せっかく購入してもSIMが使えない。
困った。
もう少し自分なりにネットで調べてみると、最近のキャリアがSIMロック解除をしているとの情報を得たので、近所のauに行きSIMロック解除の手続きに行ってみた。でもなぜか手数料がかかるとのこと。
どうして私が手数料を払わないといけないのか意味がわからないが、早く使えるようになりたい一心から、すでに正常な思考ができないと思われる。
auの待合室で対応してもらっている間、
「もう１ヶ月。やっと使えるか！」と安堵。
すると、
「お客様、申し訳ございませんが、auでこのタブレットを買ったという記録がないのでSIMロック解除ができません。」
当然でしょ。私が買ったのはWi-Fi + Cellularモデルでキャリアものではない！
auの店員に事情を話したが、会社として購入記録がないのでこれ以上対応は無理とのこと。
ガーン！
困った、困った、困った。
万策尽きた・・・・・。
返却もできないから返金もできない。
SIMは諦めて、値段高めのWi-Fiモデルとして使えばいいか、と無理やり納得しました。もうすでにやけくそ！
損したな・・・騙されたか。
一連の騒動を側で見ていると、
「Your tablet is a lemon…..ahaha!!」（大笑）ポンコツ！と、
“You won’t get a lemon from Toyota of Orange〜”
と歌ってました。
もうがっかりです。
APPLEのテクニカルサポートの方は、私を思いやってか、最後まで対応させていただくので、もう一度買ったショップに連絡して事情を説明してください。必要であれば私が相手にテクニカルの面でコンタクト取りますよ！とまで言っていただいた。
ここまで話の流れで、カンのいい人は、このタブレットはauのショップに納品される前に盗難されたか、何かの事情を知っていたから早く手放すためにこのショップが安く売っていた。そして私がその餌に引っかかった。
もうこの時点で完全にやけくそ。
私はこれでも冷静を装ってました。
そしてこのショップに再度連絡すると、
「お客様、申し訳ございませんでした。こちらもどうなっているのかさっぱりわかりません。」と、あっさりと返金に応じてもらった。
交換できないか聞くと私のが最後の物だったらしく対応できなかった。
APPLEのテクニカルサポートにお礼の連絡をし、Wi-Fi + Cellular
a lemon. ポンコツ品。
このブログを読んで、「a lemon」が「レモン」の意味だけでなく、他の意味があることを忘れないことを願って。
Let’s rock ‘n’ roll!
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安田 英承
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