帰国子女のクラスでInverted pyramid style （逆ピラミッドスタイル）の英文を書く

英会話のクラスでは、帰国子女の生徒たちを対象にReadig, Writingの強化を主にしています。

帰国後日本の生活に慣れて、英語の環境から離れると、今まで英語で何不自由なかったことが、だんだんとできなくなる、忘れてきている危機感を子供達が感じています。

普段の生活で何もインプットをする作業、例えば新しい言葉や表現を学ばなければ、帰国した時の年齢のままの英語、もしくはそれ以下のレベルの英語になる。

ぺらぺらとしゃべれても中身がない会話、薄っぺらい英語しかできない。

だから帰国した後は、日本の学校に慣れていくだけでなく、英語の勉強も同じ量をする必要があります。

大変な努力が必要だけど、できる子、やりたい子、挑戦したいと思っている子たちは、それほど苦になっていないみたいです。

Writingのレッスンについて少し紹介。

小学生の生徒さんが見せてくれた「ラジコン車」

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

書く能力は、その人の知能、知識が高ければ、その能力も比例して高くなると言われています。

そして上手な文章を書けるようになるには、トレーニングが必要です。すぐに上手に書けません。また中身のある文章ってなかなか書けるものではありませんよね。

それは帰国子女でも同じ。サボればあっという間にできなくなる。

レッスンで、「Inverted pyramid style（逆ピラミッドスタイル）」について話し合いました。

これは文章のスタイルの１つで、新聞記事によく見られます。

一般の文章とどう違うのかというと、

「起承転結」。

一番大事なこと、伝えたいことが最初から最後まで読まないと話の内容がわかりません。

もし読者の対象が忙しいビジネスマンであれば、新聞を読むのに最初から最後まで全文を読む暇はありません。

そんな読者はニュースについて早く内容が知りたいのです。

だから、ピラミッドの底辺、つまり一番重要なところを上に持っていき、読者に的確なポイントを始めの方に伝えることがこの手法の主な目的です。

そしてさらにその先を知りたい読者は読み進めることでその記事の全容を掴むことができるのです。

そんな文章の書き方を話し合いました。

日本の学校の国語の時間でこの逆三角の文章作成をいつ教えてもらえるのだろうか。そして英語の授業ではいつ？

Stay safe!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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