Woodblock prints：「吉田博」の木版画を知る

セシル英会話のクラスで、美術について話題になりました。

版画家：吉田博の没後７０年の展覧会の感想と、彼の作品集をまとめた画集本を生徒さんから見せてもらいました。

woodblock print（木版画）というと、小学校のとき、彫刻刀を一式購入して、木版を削り、出来上がったら黒の墨汁をそこに塗って、紙に写すことでした。

しかし！

woodblock print（木版画）とは思えぬ、多彩な色と風景と細かな描写の作品にずっと見入ってしまいました。

吉田博は明治から昭和にかけて活躍し、自分の版画作品を自ら海外に行って売り込み、大変な人気だったようです。

北海道、富良野散策へ

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

初めて吉田博をことを知りました。

海外から人気がではじめたようで、「YMO」が日本出国前に日本人に見向きもされなかったバンドが、海外遠征して日本に帰国したら、海外での人気の影響から日本に人気に火がついたような感じだったのでしょうか。

吉田博木版画集の本で紹介されている作品を見ていると、山登りが趣味の生徒さんが、作品のタイトルと実際に描かれている山の名前が違っていることを発見しました。

山登り好きな人で、経験者でないと絶対にその間違いには気づかないと思います。恐らくその本の編集長は知らなかったんでしょう。

描かれていた山と、同じような山の名前が四国にあるようで、よく間違われるんだそうです。

これらの作品を観て、木版画の面白いところは、原版にいろいろな色を足すことができるのです。一つの風景画でも、夜、朝、夕焼けみたいなまったく趣の異なる作品ができるんですね。

小学生のときの版画は黒一色だけだったので、重ね塗りができることに驚きました。

そして作品には、当時の日本の風景や世界の様々なところをありのままの様子が描かれています。その中に北朝鮮や満州の街の風景もありました。

本当にきれいな作品です。

実際に見てみたくなりましたよ。

美術、芸術に触れることで、生活も豊かになるものです。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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