高齢運転者による交通死亡事故は多いと見せる印象操作か？

先日、免許証の更新のため平針の運転免許試験場へ行ってきました。

建物が新しくなりましたが駐車場を利用する場合は料金がかかるようになってしまいました。

中に入ると、廊下や壁にある矢印や案内に沿っていけば、書類記入、更新料金の支払い、目の検査、写真撮影、そして受講教室へ簡単にたどり着くことができます。

コロナの入場者制限で後日に再度来なければならないかと心配していましたが問題無く当日に更新できました。

今回も不覚にも「一般運転者」の講習で時間を拘束されることとなってしまいました。

令和３年４月版の交通教本から「交通死亡者数の推移」のグラフ

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

前回の免許更新をして今回こそはゴールドを目指すぞと思ってすぐに信号無視をパトカーの前でかましてしまい、イキナリくじかれてショックだったのを先日のように覚えています。

さて講習が始まると部屋の入口で受け取る『交通教本』の中に記載の交通事故の状況についての説明から始まりました。

「高齢者の交通事故防止」というタイトルから上記のグラフをパワーポイントで見せられました。

びっくりしたのは、平成２３年から令和２年まで国内の交通死亡者数が減っているのでした。

全年齢の平成２３年の死亡者数は４６９１名。

令和２年は２８３９人。

減っているのにも関わらず、愛知県内の免許人口は５万人増えている！車の安全性能が上がったのか、ドライバーのマナーが向上したのか、もしくは何か他の理由があったのでしょうか。

そして「高齢者が５割以上を占める死亡者数！」と吹き出しがありました。そのタイトルから高齢者の運転が危険と暗示するかのような印象を受けるのでした。

加えて、昨今の高齢者が運転する死亡事故の報道もあり、『高齢者運転＝危険』のレッテルを一般市民が持つような印象操作をしている感じがプンプンします。

講習内でも高齢者の交通死亡事故者数が増えているとしか話がなかったのです。

そのグラフの数字をよく見てみよう。確かに高齢者の死亡者数は半分を超えています。

でもそれは高齢者ドライバーが引き起こした死亡事故の数ではありませんでした。グラフの説明を読んでみると、７５歳以上の高齢者ドライバーによる死亡事故は、車両単独事故の割合がほとんどなのでした。それよりも７５歳未満の運転手が、対人車両事故、横断中歩行者との衝突のほうが多い！というのです。

たしかに年齢によるハンドル操作の不適などはあるけど物損事故がほとんどで、先の高齢者ドライバーが死傷者を出した例は少ないと見ていい。

では、なぜそのような意図的と感じるような高齢者運転が危ないと印象操作をしているのかね。公共交通機関がない不便な地域に住んでいるところでは自動車運転は生きていく上では必須です。

運転を止めさせて誰が、どの団体が得をするのか・・・。

ちなみに『名古屋走り』で有名な名古屋で舗装された道路の総距離数が日本一愛知県内の今年の全国交通死亡者数ランキングは、東京にその座を受け渡し、ワースト２位！になりました。すばらしい。

安全運転を心掛けたいですね。また交通違反の処罰も厳罰傾向にあります。

子どもに英会話を普段からしっかりと習得させてみたい親御さん！

以下の場所で開講しています。

社会人の方でコツコツと勉強しながら英語が話せるようなりたい方！

以下の場所で開講中！

各教室やコースのスケジュール等のお問い合わせは、こちらから。

もしくは

0120-506-346　か

052−385−8423　までご連絡ください！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

最新記事 by 安田　英承 (全て見る)

• 英語が話せるための教材の選びの心得 - 2024-04-12
• 英語で質問できる力を鍛えることは大切 - 2024-03-29
• 日本人のレベルに合わせた英語テスト：TOEIC - 2024-03-19