Tokyo 2020 Paralympic Games：公平性の担保は難しい

新型コロナの緊急事態宣言下でのパラリンピックがパンデミックもなく無事終了しました。

セシル英会話に通う生徒さんたちから、興味のある競技の話題になりました。

Goalballという競技。

初めて聞きました。目の不自由な３人の選手がチームを組んでゴール前で相手チームから投げられるズズの入ったボールでディフェンスするゲームです。ボールの鈴の音を頼りにバウンドするボールをゴールさせないようにブロックします。

初めて聞いたスポーツで、どんな競技なのかさっぱり想像がつきませんでしたが、ものすごい集中力を要する試合でした。

パラリンピックのゴールボールがすごかったらしい

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

他の生徒さんのなかには、実際に現地でボランティアでメディカルサポートとして参加された方もいました。

日本の夏の暑さに慣れていない外国人選手が熱中症にならないかと、その心配もなく無事に終わったようです。

ある高校生の生徒が、学校の道徳の時間にパラリンピックに出場した走り幅跳びの選手が話題になったようです。

それは、幅跳びの記録が健常者の記録を大幅に乗り越えたことがありました。

つまり足に義足を装着しているんだけど、最新のテクノロジーを駆使した競技用の義足がものすごい弾みをつけることができ、普通ではあり得ない記録を更新したようです。

以前、鮫肌水着が話題になったことがありました。今は禁止されているようです。その高校生の友人がその最新のテクノロジーが詰まった鮫肌水着を着て水泳したら、あまりに水の抵抗がなくなり一気にスピードが上がり自己記録を更新したようです。

強力なスポンサーがついたアスリートは装備も最新なので自己記録更新に影響が確実に出ます。

もし同じ競技に参加する予算の厳しい選手への公平性が担保できるのかな。

また名古屋に住む、ダブルスのバドミントンのパラリンピックブロンズメダリストがいました。日本のペアは今回のダブルスのトーナメントでは一番障害度が高い中、メダルを取れたことは素晴らしいことだったようです。

つまり障害の具合によってクラス分けが厳密にされていないようなのです。

あまり厳密するとゲーム自体開催できなくなることもあります。

シングルでバドミントンの試合に出場したくても、同じくらいの障害の度合いをもつ選手層がいないため試合を開催できず、やむを得ずダブルスに出場したんだそうです。

パラリンピックのアーチェリーに出場するにも、もし指が無いという障害では出場ができず、手が無いことが条件になっています。

LGBTの場合は障害者とはされていませんが、身体的に男性が女子の競技に出場する場合、特に女子柔道など体と体が接近する競技や、今回初めて出場のあった重量挙げなどの参加を認めてしまうと、女子はメダルは絶対に取れないだろうし、女子の競技人口も減ってしまいます。

でもオリンピック競技委員は参加を認めました。

生徒さんたちからいろんな話を聞いて、オリンピック委員会の立場も大変だなっと思いました。

オリンピック競技委員とパラリンピックは、将来は１つのオリンピックとして開催し、その中でさまざまなクラス分けをして公平性を担保できる運営を検討しているようですね。

最後に、メダルを獲得した日本人選手たちのインタビューで、

「皆さんのお陰です。感謝です。」

という自分の力ではなく、周りの支えがあって応援してくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れないのは、本当に素晴らしく感動を覚えます。

2021 セシルスピーチコンテストの参加募集のご案内

自分の意見を自分の言葉で自信をもって伝えられる英語能力を持つこと。

このイベントは皆さんにとって、とても有意義であるとセシルは考えています。

今後の学習意欲と能力をさらに高めてもらうために、今年も開催いたします。

個人もしくはグループで参加可能です。

最優秀者は持ち回りのトロフィーと賞状を授与いたします。

皆さんの元気でユニークなスピーチをお待ちしております！

セシルスピーチコンテストは「自己紹介」と「音読」と「スピーチ」の３つです。

1. 「自己紹介」では、自分のことを言えるように暗唱します。

2. 次に、「音読パート」です。レベルに合ったものを先生と相談して音読します。

3. そして最後に「スピーチ暗唱」です。好きなテーマを考えて暗唱できるようにしましょう。スピーチの長さは年齢、英語歴を考慮します。

大学生や社会人の参加申込みもこちらからできます。

セシルの現会員ではなくても、以前会員の方であれば参加可能です。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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