Choosing a university：志望大学を選択する贅沢な悩み

大学入学共通テストが終わり、大学入学を志望する高校生は次の二次試験突破を目指すための最後のラストスパートに入っています。

セシル英会話に通う高校３年生の生徒さんたちも、入試のための英語のリスニングテストや長文読解、英作文に慣れるためにも、レッスンに通い続けて、今までの勉強成果を鈍らさないためにがんばっています。

共通テストの自己採点の結果から、志望大学を目指すのが急に難しくなったり、予想以上に点数がよければ、大学を選択できる数が増えるという、贅沢な悩みをもつ生徒さんもいます。

ハワイ、パールハーバーにある、「Battleship USS Missouri Memorial」
戦艦ミズーリの装甲艦橋の海図室

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

志望大学を選ぶ過程において、ブレがない人は共通テストの結果がたとえどうであれ、多少合格圏内に点数が足りていなくても志望大学の入試を受ける傾向にあると思う。

でもあまりにも落ちてしまったら志望大学の変更が必要な覚悟もあるようです。

しかし志望大学を選ぶ過程において、なにも考えず、自分の偏差値に合った大学に入学することが目的になっている人もいます。

大学に入学することが目的なら、偏差値に関わらずどこの大学でも良いのです。

ここで厄介なことは、偏差値重視の高校は、偏差値にあった大学を選ぶこと、そして偏差値の低い大学は行く価値がないと考える傾向にあることです。

確かに、偏差値が低い大学の多くは、大学の体をなしていないとも聞いていますが・・・。

でも偏差値を狙う以前に、なぜ大学に行くのか、その目的を理解していないと、大学進学することが無駄になったり、進学そのものが時間の浪費になりえるだろう。

おそらく多くの大学進学を目指す人は、何を学びたいということを自分が理解しているはずです。例えば、車のデザインを勉強したいとか、医者になりたいとか、卒業して大手企業に勤めたいなど目標があります。

なんとなく大学というところへ通ってみたい、という志望動機もあります。

偏差値を上げることが高校の勉強の目的で、なんとなくその場の空気に流された挙げ句、大学を選べる余裕がある学力があっても、なぜ大学へ行くのか、なぜ勉強しているのか、どうして滑り止め大学を決めておくのか、これらの、なぜ？なぜ？なぜ？の質問に答えられないなら、願書を提出するこの二次試験前のこのタイミングに、自分を見つめる時間を持つことで、自分の決断に責任が持つことができるようになると思う。

それからでも大学選びは遅くはないし、自分が本当に行きたい大学はどこで、そこで何ができ、何が学べるのかなど、自分のニーズに合うかどうかの情報収集が今だからでも効率よくできるはずです。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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