dictation practice：小中学生対象の英文ディクテーショントレーニング

dictation practiceとは、まとまった英語を聞き取ってそれを書くトレーニング。

このトレーニングはとても面白いし、リスニングが短期間でかなり上達することができる。短期間と言っても、どれだけ集中して何度も繰り返し同じ英文を聞くことができる忍耐さが必要。

無料アプリや教材があるようだけど、聞き取ってみたい英文であればなんでも良い。

自分一人でできる練習方法だけど、一人でやっても全然面白くない。

だから好きなアーティストのインタビューや映画のセリフでも良いだろう。ただ初心者には難しいので、内容が分かりやすいものから始めると長続きしやすいかもしれない。

小学生と中学生にディクテーションをやってもらった。

名古屋にある「ノリタケの森」へ行ってきました。
置物だな。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

５０wordsぐらいからの英文を一気に聞いてもらい、それを書き取ってもらう。

多分２０回ぐらい繰り返しを流す。

途中、書き終わった時点で、聞こえたままで発音してもらうように、書いた英文を音読してもらうんだけど、ここが面白い。

みんな同じものを聞いているのにもかかわらず、全然違うように聞き取っているのである。

ちなみに小学生はスペルの練習をしっかりとしていない時があるので、カタカナでも良いよ、と伝えている。カタカナであっても、音読する時はカタカナではない。

生徒の一人が、

“zanbrera”しか聞き取れないという。

そして聞き取った英文を正しい英語で書いて示してあげた。

“That umbrella”

すると、

「『ザット』って言ってない。」というのです。

そもそも『ザット』と、発音自体が間違っていること。

そしてthatとumbrellaの2つの単語がつながると、”thanumbrella”(ザナンブレラ）と発音することがあること。

音が連結、つながることがあり、英語は書かれたように発音しないことが多々あることを理解できるようになってきた。

そしてこのトレーニングの効果は、普段からリスニングトレーニングをしていると英語の上達が早やまる。

学校の英語のテストの点数や成績が良い中学生が、リスニングがよくできるか、というとそんなこともなく、英語の知識が少ない小学生の方が上手にできることがある。

このトレーニングをしっかりと続けると、学校の英語の定期テストレベルのリスニング問題で聞き間違えることはない。

社会人がこのトレーニングをすると、TOEICのスコアUPも期待できる。

ただし、このトレーニングは忍耐必須。

Good luck!

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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