これから海外で生活を始める英語に自信がない方たちへ:駐在員妻編

英会話上達
シアトルにあるKorean church

海外生活をしたことがない、もしくは、家族で初めての経験の場合、出国前は、もの凄く不安で、ストレスになっている妻が多いです。

ある人はいつか、いつかはと、海外へ行く命令が来るのをわかっていて、覚悟はしていても、いざ急に決まったために、英会話スクールに滑り込んで、出国までのわずかな時間でさえも、勉強をしています。

特に英語に自信のない人は、少しでも英語に慣れていこうという目的や子供がいる家庭では、現地の学校への対応や、何かあった時、少しでも英語で対応ができるようになっておきたい、という理由で受講している方も多いかな。

あと、会社から授業料をサポートしてもらえるというメリットがある人もいるので、その恩恵を十分に活用出来る環境の人はラッキーだと思う。

シアトルで見かけた日本人

ところで、私がシアトルで学生の時、日本食レストランで「巻き寿司職人」としてカウンターに立ち、客に接待するバイトをしていました。

その時にとてもお世話になり、また可愛がっていただいた、沖縄出身のご夫婦と同じ職場にいました。

彼らはアメリカでの滞在も長く、またアメリカのいろいろな州で生活していたので、彼らの経験話はとても興味深った。

ご主人は日本で修行された本格的な寿司職人でもあり、またアメリカナイズした寿司にも対応できる人でした。また奥様は、ご主人と同じレストランでウィトレスとして仕事をしていました。

プロの料理人の旦那の妻は、家でもおいしい料理を作ってもらえると思ったけど、実際には全く家では料理しないんですね。

たまに家に招待された時に、旦那さんが、自宅の冷蔵庫の残り物で短時間に、それもとても綺麗に盛り付けられた食事が出された時には、あまりの美味しさに驚いた。

そんな彼らの日常生活は、夫婦での会話以外常に英語を使っていた。

でも、英語を全く使わないで生活している人もいました。

そのレストランには、他にも日本人の料理人たちが働いていました。またそのお店に来るお客さんは、アメリカ人だけでなく、日本から観光で来た人や駐在員たち、またグリーンカードを取得してアメリカで移住している日本人や日本人留学生など。

面白いな〜と思ったのは、そんな人たちの多くは、滞在年数が長い割に、「英語が全くできない」もしくは、「カタコトしか喋れない」、ってこと。

多くの日本人がきっと考えるのは、「海外に住めば、すぐに英語ぐらい喋れるようになるでしょう〜!いいな〜!。」みたいな意見。

「住む環境が英語だから、すぐに自然に話せるようになる」という幻想。

来店した時に、彼らの英語について直接質問はできなかったけど、明らかだったのは、彼らにとって、アメリカの日常生活で英語を使う機会がない、もしくは、話す必要がないってことだった。

ちょっと仲良くなった人に自身の英語について質問をしたら、「だって英語難しんだもん。」と在米10年のベテランが話してくれた。かといって英語の勉強をしようとか、英会話がもっと上手にできるようになりたい、みたいな考えはなかった。

当時英語を勉強していた自分として、びっくりさせられた。「もったいないな〜」と思うと同時に「なんでかな?」と。

だって、英語ができたらもっといろんな人と付き合えるかもしれないのにね。

英語ができないのは、日本人だけじゃない

アメリカへ行った当初、シアトルにあるKorean Church(韓国人向けの教会)へ数年通ったことがあります。

そこでは、主に韓国語でミサをしていました。韓国語がわからない自分にとって、何を言っているのかわからなかったけどね。

シアトルにあるKorean church

シアトルにあるKorean church
当時のメンバーいるかな?

 

でもその後のお楽しみのランチタイムには、信者の皆さんの手作りの韓国料理をご馳走になっていました。美味しかったな〜。

教会の牧師さんや信者の人たち、またその家族の人たちの中で、教会にいる自分だけが韓国語がわからなかった。だから、話しかけられる時はみんな英語で話しかけてくれました。

でも、ほとんどの人は流暢に英語ができなかった。

2世や3世になると、英語の方が母国となり、韓国語は日常生活には困らない程度にできる割合が多かったですよ。

英語ができない彼らの日常生活は、Korean communityで主に活動しています。買い物はKorean store。 職場も韓国人ばかり。自宅に帰ると、家族で韓国語での会話。テレビなどの娯楽は当時、韓国ドラマを主に扱うレンタルショップがあり、そこでみんな大量に仕入れていた。

だから、英語は全く必要ない。

お世話になった牧師の奥さんは、在米20年以上だったけど、彼女が英語を話しているところを、私がシアトルに滞在している間、一度も聞いたことがなかったな。

駐在員妻の英語能力

現地で生活する駐在員の妻の話でよく聞いたのは、夫の会社の同僚が多く住む地域や、駐在員が多く住むコミュニティーでは、妻同士の「おつきあい」も結構たいへんなんだそうです。(無理して付き合うことないのにね、と思うけどそうはいかないんだそうです。)

または、ほぼ現地で「ひきこもり」状態の人もいたよ、と。お付き合いもなくあまり外に出歩かない。

もしくは、現地でできた日本人の友達とだけで交遊している。

そんな人たちは、英語が日常生活で必要ないから、帰国後も全然期待したほど英語ができていない。だって、英語を話すのは、ショッピングやカフェの注文ぐらいで、それ以外英語を使う必要なしだから。

つまり、海外生活をしているからといって、英語は自然に話せるようにはなりません。

海外生活を拒絶していながら嫌々夫についていく駐在員妻、英語が苦手な人、どちらかというとネガティブな考え方の人ほど、英語を勉強して、少しでも喋れるようになると、現地での生活の質が変わると思う。

ある駐在員妻の多くは、現地のランゲージスクールに通って、TOEICや英語の勉強に頑張っていますよ。

英語を使う機会が、日本での生活に比べて多いんだから、ちょっとした努力ですぐに上達すると思う。学んだことをすぐに、現地で使えるんだから、ちょっとでも勉強をすることをめちゃくちゃオススメします。

だって、英会話ができるようになると、もしかしたら日本では知り合いになれないような人と会う機会や、友人になれるかもしれませんよ。

楽しくないですか?

でも、英語ができるようになっても、全く英語を使う機会を作らない人や、社交的ではないような性格だど、日本での生活とあんまり変わらないかもしれません・・・。

Good luck!

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安田 英承

1970年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。1児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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