セシル子ども英会話では、英会話だけでなく、長文読解の練習もします。
初心者から英文を読ませる指導はしていません。
まずはアルファベットからじっくりと初めて、単語をフォニックスや音節、強弱を理解しながら始めて、短い英文を聞き慣れるための継続トレーニングの結果、長文を読むことの導入部で苦手意識が芽生えないように、比較的親しみを感じながら、Reading Comprehension:読解力をつけることができます。
英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。
社会人でも同じで、程度の差はあれ、読み慣れることは英会話力アップにもつながります。
だから英語で書かれたものをたくさん読んでもらうことを奨励しています。
でも読解力、読み解く力がないといくら読んでいても面白くありません。
与えられた長文の単語を読むことができるからといって、理解できるわけではありません。
単語の意味だけでなく、文法力も必要だろうし、想像力も必要になってきます。
そこで読解力をつけるトレーニングの方法があります。
まずはじめに、どんな英文でもいいので用意します。何かの記事でもいいし、物語でもいいでしょう。がんばって読んでみたい、興味がありそうなものであればもっといい。
まずは辞書を使わずに、全文さら〜と読んでみよう。
ここまでに、英文の内容を読み解くことができることを目指すわけです。
そして2回目を読み始めるのに、英文1つ1つに目を向けます。
英文とは、始めの文字が大文字になっていて、文末がピリオド(.)かクエスチョンマーク(?)、もしくは感嘆符(!)になっています。
その英文から、主語(subject)と動詞(verb)を探し、それぞれに目印をつけてみよう。
ここが間違えると、絶対に理解できなくなります。
また、感覚的に主語と動詞を探すことが出来るようになるには、やはりそれまでにたくさん英語に触れてきたことで、身につけることができます。
一通り印をつけることができたら、印のついた主語と動詞のところだけを読んでみます。
どうでしょう?なんとなく内容を理解できているのではないでしょうか?当然100%を目指さなくても良いのです。
そして、もうひと手間があります。
文中の代名詞、例えばhe, we, she, it , this、thatがあると思います。
これらが文中の何を指しているのか、何の名詞の変わりに使われているのかを理解しながら読み進めていきましょう。
これって、日本の小学校3,4年生の国語の授業やテストでよく問われる問題です。
「これ」、「あれ」、「それら」など、何を言っているのが理解できれば読みながら話の筋がより分かってくるでしょう。代名詞が名詞の何の代わりになっているのかが分るだけで、一気に内容を理解できるようになります。
この時点で、70%以上で読み解くことができているはずです。もしそこまで到達していないなら、単語の意味を理解していないのかしれません。さっそく辞書を使って語彙量を増やしてみましょう。
この取り組み方をしばらく継続してみると、上記のステップがだんだんと省略することができ、慣れた頃には、一発で読み解く事ができるほどのスキルを身につけることができます。
日本語でも同じですよね。新聞や小説など文を読み慣れていない、読解力がない人でも、同じ取り組み方をすることで読解力がついてきます。
このトレーニングも一旦止めてしまうと、読解力が一気に落ちてしまいます。でもまたトレーニングを始めてしばらくすると、また力がついてきますよ。
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安田 英承
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