Social studies class: 職業体験の授業で差別を受ける？

アメリカの学校がだんだん変な方向へ向かっているように感じる。

断片的なニュースを見たり聞いたりしたことをアメリカ全土にある学校すべてで起こっていると、一般化する考え方は持つべきではない。

しかし、個人的に頭を抱えるような問題が起こっているなと思わざる負えない。

「京都御苑」に家族で行ってきました。
「蹴鞠の庭」

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

中学校のSocial studies（社会科）の授業の課題が「アメリカ産業革命」でした。当時、綿産業が大きな力を発揮したことを学びながら、本物の「綿摘み」を子どもたちが体験授業ができたのでした。

この「綿摘み」に噛み付いてきた親子がいました。

この綿摘みは、その親子の歴史の解釈は、

アメリカの暗黒の時代、黒人奴隷を使って綿摘みをさせて国内産業を発達させたこと、つまり綿摘みの作業は忌まわしき歴史である、と。

その親子は学校サイドに、

「我が子と親はこの課題でひどく傷ついている！」

「現代の子どもたちに、当時黒人奴隷にさせていた作業をさせることは許しがたい！。

さらに、

その学校の校長と社会科の先生を辞めさせる要求までしているのでした。

当然、先生たちはその子にはその授業には参加させない処置をとったのでした。当たり前のことを学校側はしたと思う。

個人にとってとても臭いな〜と思うことがある。

このように個人もしくは特定のグループにとって不都合な歴史、史実を隠したい、修正したい動きは共産主義国家だけに起こる事象なのに、自由主義と思っていたアメリカまでもこのような「ソフトな」共産主義化に向かっているような気がする。

共産主義者の手法の１つは、子どもの教育現場から活動を開始することもよく似ている気がする。

一般的に歴史はいろんな角度でどのようにも捉えることができるものだけど、それを一方的な味方、解釈で捉え、それが不都合なら学校現場に文句をつけ、それに先生が対応し、またSNSなどの発達で話題になり、マスコミがこんな「おいしいネタ」を見つけ報道することで視聴率が上がり、スポンサーは喜んでサポートし、ほんの一部の偏った思想や意見がマスコミの報道であたかも「一般化」したかのように国民は錯覚していく・・・。

これにハイエナのようなエリート豪腕弁護士まででてきたら、もう「やわ（最悪）」ですわ。

日本の教育現場と違い、アメリカの学校は親の権限が強く、授業内容についての親の意見が通ることが多いと聞いたことがあります。

この親子の意見が、学校の方針を変えることになるのか注目したい。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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