敵を作ると結局自分が弱くなる

社会的に弱者だった人が、その戦いに勝って世間の注目の的になっている人たちを紹介されているのをたくさん見聞きします。

一般常識ではありえないような境遇の中で生まれ育ってきただけでも注目に値するけど、それをどのように克服していき成功してきたのか、そんな体験談を聞くのはとてもためになるし面白いです。

そんな人たちの中には、首をかしげたくなるような成功体験談もあります。

つまり、「今あなたは本当にハッピーなの？」とは思えない人でも、有名人となり世間のインフルエンサーになっているのです。

家族と京都市内観光してきました。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

例えば、社会的に理不尽な差別を受けてきた人がそれｗ克服し、社会的に名声を得ている人たちがいます。

その差別とは、外国人だからとか、日本語が流暢じゃない、見かけが日本人ぽくないとかの理由で就職先がなかったり、賃貸契約ができないなどがあります。

世の中の差別は決して無くならないことはわかっていても、彼らにとって住みにくい日本社会を目の敵にしていることで、今の彼らの存在意義があるのです。

憎き差別社会があるから、自分の存在意義が無いという精神状態なのです。でもその表向きとは本来は逆で、差別社会があることによって、自分の存在意義があることに気づいていないのです。

さらに相手の敵が大きければ大きいほど、自分の心の病が大きくなることにも気づかないのです。

心の病とは、鬱、虚言癖、他人を信用できない、自分の感情をコントロールできないなど、敵を自ら作っていることが病気の原因であるとは露とも思っていないようです。

そのような心の状態を知ってか知らずか、賢いメディア関係者は彼らの取り上げ方を知っているのです。そして視聴者を楽しませることができるのです。

社会を的にまわすだけでなく、人間関係でも親子関係や友人関係、会社でパワハラなどで人生のどん底を味わったけど、それを乗り越えて今や立派に成功されている人たちの体験談を聞くと、すごい人生だな〜とか、やれば人間何でもできるんだな〜と勇気づけられます。

でも心の奥底の劣等感や相手に対して見栄や復讐心から相手を負かせて自由を手に入れたい一心でがんばってきた彼らは、彼らなりの解釈で自分は勝った！、勝ち続けていると思っています。そして相手は間違っている、負けている、腐っている、変、などと言いたい放題なのです。

メディア製作者はそんな彼らを見逃しません。視聴者には彼らの「敵」を意図的に作り、そして今や完全にその敵を打ち負かせていまの成功があると伝えて放送します。そんな彼らの戦闘状態をさらに煽るから質が悪い。

結局、困難を克服したと思っている本人たちのインタビューを聞いても、言葉のところどころに今でも彼らの心の中にはっきりと「敵」がいるのがわかります。

だから彼らはまた同じ過ちを繰り返したり、変な性癖や言動があっても、視聴者にはウケが良いのです。そして応援するのです。

ただし当の本人たちはその原因がどこからきているのかさっぱりわからないのです。

結局、敵を作り、その相手を負かそうとすればするほど自分がどんどん弱くなるんです。そしてその敵が大きれば大きいほど、それに合わせて自分の中のたがが外れて修復できないほど病んでいることに気づかないのです。

本当に可愛そうな人たちですが、彼らを好きなように操るメディアとの関係も、勝ち負けでしか相手を見ていないかもしれないなと思いました。

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コロナ禍の国内の閉塞感が漂い、さまざまなイベントがキャンセルになっています。

学校の修学旅行やキャンプ、文化祭、運動会など延期やキャンセルになってしまい、子どもたちの人生で一番楽しい時期を、たかがコロナで台無しにされています。

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皆さんの元気でユニークなスピーチをお待ちしております！

セシルスピーチコンテストは「自己紹介」と「音読」と「スピーチ」の３つです。

1. 「自己紹介」では、自分のことを言えるように暗唱します。

2. 次に、「音読パート」です。レベルに合ったものを先生と相談して音読します。

3. そして最後に「スピーチ暗唱」です。好きなテーマを考えて暗唱できるようにしましょう。スピーチの長さは年齢、英語歴を考慮します。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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