親としてまた英会話講師として子どもと接する時、彼らがどんな困難なことに直面しても自分で解決できる人、乗り越えられる子たちになってもらいたいと願っている。
そうでしょ?
だから彼らに対する言葉の選び方、伝え方はある意味慎重でなくてはならない時があります。
例えば親である自分のフラストレーションを我が子にぶつけるのは、単なる馬鹿である。自分の気持ちをコントロールできない奴ほど厄介なのはいない。
また英会話講師の立場でも、子どもたちの上達に不満な気持ちを相手に伝えたところでなんの意味があるのか。全く生産性がない。愚の骨頂である。
ある記事で「女の子と男の子では褒められた側の受け取り方が違う」というのを読みました。自分は男なので、そんなことがあるのかな?と思うところがあるが、女の子は別の生き物であると考えた方がいいのかな(笑)
英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。
「Mindset」という本で有名なDr. Carol Dwecは、女の子の知性や能力を褒めると裏目に出ることがある!と主張しているんですね。
例えば、
「XXちゃん、賢いな〜」とか「よくできるね〜。」なんてことを女の子に褒めると、その子たちは自信をなくしたり、やる気をなくしたりすることがあると。
「Mindset(マインドセット)」というのは、
心理の話で、あることを見たり感じたりする時に、自分の考え方を捨てられない、変えられない、他の見方ができなくなること。例えば、女の子は算数、理科が男の子より苦手と考えている傾向が多いのは、この女の子たちには算数は苦手であるというマインドセットの影響があると言っているのです。
賢い女の子でも算数ができる子を見ると、その子には元々生まれつきの能力があって、自分にはその才能がないから算数ができるようにはならないと勝手に解釈するマインドセットが強いというのです。
でも賢い男の子はどうかというと、努力と練習で算数が苦手でも乗り越えることができると信じるマインドセットになっているというのです。
でも男の子でも女の子でもこのマインドセットは変えることができると思う。つまり、算数が苦手と思っている女の子でも、「やればできる!」というマインドセットにもなる。
英会話を学びに来る方の大半の大人の学習者はレッスンを受け始める前に英語に対する感情や考え方を質問すると、「学生時代、英語は大嫌いだった」「英語で頭痛がする」なんて答えもあります。
でも「英語がしゃべれるようになりたい!」と思えるものです。
そう、マインドセットは大人になっても変えられるのです。でもそれは大変な力が必要なんですよね。簡単なことじゃないし、ましてや会話ができるようになるまである一定の期間、耐える必要があるんです。覚悟ですよね。
では、子どもの時に「苦手意識」を植え付けずに、なんでもトライして欲しい、果敢に挑戦してほしいと思うのは、親だけでなく、講師も同じ気持ちです。
ではなぜ女の子は、生まれ持った資質とか才能と考えるようになるのか。
Dr. Heidi Grant Halvorsonによると、これは親や先生の子どもを褒めるときの言葉、何をどのように伝えたかによるんだとか。
女の子は、男の子に比べて自制心や指示通りに行うことができる年齢が早いために、「よくできるね。」「賢い!」なんて褒め言葉を男の子よりも頻繁にもらう傾向にある。
でも困難に直面し達成できなかった時、この褒め言葉の影響で「自分は能力がない」「生まれついた才能がなかったんだ」とパラドックスで思うようになる。これが大人になってもずーと同じマインドセットになってしまう。
でも男の子は同じ年齢の女の子に比べて落ち着きがなかったり、集中力の無さ、横着さにが原因で達成出来ないことが、これらの原因を取り除くような、「もう少し落ち着いて、集中すればできるようになるのに。」というようなアドバイスをすでに受けているので、困難に直面していた時でも「やったるぞ!」と考えることができるようなマインドセットになっている。
では、女の子に苦手意識を植え付けさせないようにするには親として講師としてどうしたらいいのか?どんなメッセージを伝えたらいいのでしょうね。
これは、子どものしたことに対する「結果」に親や先生が集中にするのではないということ。
つまり、できたことに対して大人の感情の赴くまま嬉しさで褒めたり、単なる褒め言葉を口に出す前に、グッと抑えて、考えることが要求される。
例えば、「XXXちゃん、あれだけ頑張ったからね。」とか「XXXちゃんの努力が実になったね。」など。
つまり、達成した結果ではなくその「過程」をもっと褒めろ!と。
メッセージが、彼らのした努力と決断、辛いことに挑戦にしたことに対する褒め言葉であれば、あらゆる小さな成功体験をも今後乗り越えられるマインドセットになっているというのです。
当たり前といえば、当たり前でしょ?
でも多くの子たちを見てると(男の子、女の子関係なく)、挑戦さえしない子たちが多いのは、親や先生に問題があるということなんだろう。
学校のテストの日が近い我が子に、今度のテストは100点取れるかどうか聞くと、
「取れるよ。簡単そうだもん。」と。
今までのテストは満点とは程遠いが、この楽観的心理は親のどのメッセージを受け取ったのであろうか・・・・(苦笑)
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安田 英承
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