Thesaurusを使って印象操作を仕掛ける

Thesaurusと言う英語の辞書があります。

これは英語の同義語を調べるために使います。

実際にはどのように使うのか以前にブログで書いたので参考にしてみてください。

初心者は「類義語」を考えて英会話してみる

この類義語辞書を使うと、様々な表現をする手助けになるのでお勧めです。

この便利な道具を使って、いろんなことに応用できます。

「浜松市楽器博物館」へ行ってきました。
蛇の皮を使った三味線は初めて見た。どのような経緯で蛇の皮を使って楽器を作ろうとしたのか気になる。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

例えば、

印象操作

ネットの広告や情報、プロモーション、テレビや新聞などのマスコミのニュース報道、個人事業主から企業、宗教団体から国を司る政府まで、相手に良い印象、または悪い印象を与える手段として、このThesaurusを使うことができます。

アメリカの某有名団体の広告について、興味深い暴露話があった。

あるデータがあります。

「２５」です。

これを相手にとって大きな数であると印象操作するためにどんな表現をするだろう。

印象操作であって、偽証、嘘はダメです。数字を変えて「２９」にしたりしたら、偽証罪等で犯罪となりえます。

そこで国語、文章能力に優れている賢い人たちはこの２５の数をどのように大きな数として表現するのか？

例えば、

「dozens」

２５の代わりに、１ダース「dozen」は１２だから、２ダース（２４）プラス１になるので、「dozen」を複数形にすると、インパクトが違うらしい。

計算できる人であれば２４よりは大きいことはわかるけど、実際の数字はどうなの？と勘ぐりたくなる。

そこでThesaurusを使って大きい数の印象を与えよう！

scores (かなりの数）

scores of cases（かなりの数の事件が・・・・）と言えば、２５の数字はもうどこかに飛んでしまった。

でも嘘じゃない。

本当に何が本当のなのか注意する必要がありますね。

また別の表現として、

「20 over（以上）」

とか、

「20 + （プラス）」

や、

「20s (２０台）」

色々と数字の印象が異なります。

より多くの人に見てもらい、印象に残るような言い回し、視覚に訴えたり、音声も付け加えられ、それが何度も何度も繰り返されれば、知らぬ間にあなたの考える力自体を奪い、陶酔させたり怒らせたりなど、あらゆる感情をコントロールしていまい、実際に行動に起こさせることができることが今実際に起こっているのである。

正しいデータ、数字を知ることは大切である。

ただもう印象操作された後に実際の数字、「２５」を知らされてももうその時点で、数字なんてどうでもいい状態になっている。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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