School lunch: 学校給食の役割

自宅で、蒸したブロッコリーを食べていると、かじったところから死んだ緑色のイモムシが数匹出てきました。

かじった量から、どうも一口目にイモムシを一緒に食べてしまったらしい・・・。

北海道旭川市の旭山動物園

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

ブロッコリーを調理する前の下処理に、水洗い等かなり念入りにおこなったつもりだったけど、奥の方に隠れていて見つけることができなかったんだろう。

でも虫がいたということは、殺虫剤が使われていない野菜で安全ということを意味していて、スーパーで購入したときの表示にも「安全」と明記されていて、他のブロッコリーよりも値段が高かったのです。

ふと、学校給食の食品の下処理はどうしているんだろうと思った。

自宅の少量の１房でさえ虫をみつけることができなかったのに、学校給食のように大量の食品を扱いながら、食事の時に異物混入、虫が入っていたなどあまり聞くことはありません。

これは奇跡に近い！完璧な管理のもとで行っているんだろう。もしくは別の手段があるのだろうか。

学校給食の栄養について、ALT（Assistant Language Teacher：外国語指導助手）から、日本の学校給食を食べていると、一気に体重が増えると聞いたことがあります。

つまり学校給食は栄養豊富であることを意味しています。

さらに、おいしいのです。

大東亜戦争敗戦後の日本の子どもたちが栄養失調で苦しんでいた時代に、GHQから支給されたアメリカ食が学校で支給され、例えば脱脂粉乳など高栄養価の食品が、子どもたちを生きながらえることができました。

アメリカンフードが日本に導入された時期でもあります。

しかし現代は、「飽食の時代」と呼ばれているようになり、子どもたちの体は年々大きくなってきました。

栄養過多で肥満気味な子たちも見受けられるようになり、給食の残飯が大量に毎日廃棄されているといいます。（献立で子どもたちに不人気なものは特に）

今や給食の果たす役割が完全に変わり、食べすぎない少食で栄養過多にならない給食にすることで、子どもたちが健康になっていくんだろうな。

飽食の時代は、食べれられることの感謝の気持ちも育ちにくいことが一番の弊害のような気がする。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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