Skid Row in LA：ここはスラム街とは違う

世界にはスラム街と呼ばれているところがたくさんあります。

超極貧者層が過密に住む地区のことを言います。所謂、都会のゴミ溜めが彼らの住まいとなっています。

様々な原因でスラム街が生まれていて、そこの住人たちもいつかはこの地区から抜け出したいと考えている人が多いはずです。

またその地区は子どもの数がものすごいく多いのが特徴です。常にベビーブームで子供たちも学校へ行きたがっているけど、生活のために仕方なく仕事をしている子たちがほとんどです。

彼らは日々の生活のためにゴミから売れるものを探したり、大きい通りを通行している停車中の運転手に洗車のサービスを売ったりして、なんとか食いつないでいます。

あらゆる仕事をして、生きている印象と私自身の勝手な思い込みがあります。

海外のスラム街とアメリカのゲットーやドヤ街とは異質

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

アメリカ、ロサンゼルスのリトル・トウキョウにアメリカ人の友人と一緒に行ったとき、隣のストリートは危ないから行かないほうがいいと念を押されました。

その場所とは、『Skid Raw（スキッド・ロウ）』と呼ばれている場所でした。

ここは世界のスラム街とは異質な場所です。

町はゴミだらけ。当時はホームレスのテントが歩道にいっぱいあり、アフリカ系アメリカ人の男女が多いのが特徴です。

彼らは朝からずっと路上にいて、何もしていません。仕事もしようとしません。どんな人達が住んでいるのかを友人から聞くと、ドラッグ、薬物中毒やそれによって精神的病に侵されている人たちが多いようです。そしてやっかいなのは彼らが銃を持っている場合もある。

問題を抱えた人がさらに深刻な問題を起こす人たちが住んでいるのです。あらゆる犯罪がいつ起こってもおかしくない地区なのです。

他のスラム街と大きく違う特徴の一つに、ここには子どもがいません。

まず見かけません。

なぜならこの地区で子どもが住むのは危険過ぎるのです。同時に親が子どもの世話ができないのです。

だから子ども達は政府に守られて、Foster family：里親のところで育てられます。

そんな怖いもの見たさで日本人観光客が行くと、必ず痛い目に遭います。

日本人という異質な人物がこの地区に入ると、すぐにそこの住民は「カモが来た」と思いタカリに来ます。それぐらいの被害ならまだいいかも。

どんな被害を受けても、「行ったお前がバカ」になります。

そんなスキッド・ロウで教会のボランティアで炊き出しに行って、彼らに食事を提供した地元の人がいます。

常に身の危険を感じながらのボランティアで、安全確保のために多くの人がいる建物内であれば、路上や公園でボランティアするよりは比較的安全に感じたようです。でももう二度とあの地区には近寄りたくない！と言います。

そしてスキッドローの住人と外国の超極貧地区のスラムの住人の大きな違いの１つがあるんだそうです。

スキッドローの多くの麻薬中毒者は、自ら選んだ行為の結果であること。社会的復帰を目指す人もいるようですが、彼らの選択の結果に自分で責任を取れない人があまりにも多いので、彼らに同情さえできないと話してくれました。

州や群の公的機関が財政的な援助や食料支援のためのクーポンを彼らに与えても、酒や高価なステーキであっという間に使い果たし、将来の生活設計が建てられないのです。

自分の住まいの近所がスキッドローのような地区に変わっていったらどうしますか？そうさせないためには何ができるのか、考えさせられました。

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皆さんの元気でユニークなスピーチをお待ちしております！

セシルスピーチコンテストは「自己紹介」と「音読」と「スピーチ」の３つです。

1. 「自己紹介」では、自分のことを言えるように暗唱します。

2. 次に、「音読パート」です。レベルに合ったものを先生と相談して音読します。

3. そして最後に「スピーチ暗唱」です。好きなテーマを考えて暗唱できるようにしましょう。スピーチの長さは年齢、英語歴を考慮します。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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