throuple：3人が子の親と公的に認められる

子どもの出生証明書とは、父親と母親の間でできた子どもであることを証明する公的な文書のことを言います。

セシルで海外の出生証明書の翻訳依頼を受けているけど、多くの国では、日本のような戸籍制度がありません。

だから証明書には、子どもが生まれたときの事細かい事項や出産に立ち会った助産婦や医師の署名だけでなく、子どもの親の両親が親子関係があることを認める宣誓書を添付するほど、煩わしさがあります。

生物学的に、生まれたきた子どもは、オスとメス、男と女の間で生まれ、女性でしか出産ができません。

当たり前です。

北海道、富良野散策へ

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

アメリカで、出生証明書の親の記入欄に、３名がその子の親として公的に認められました。

ぶったまげました。

また、その親がなんと全員オス、男性の名前を書くことも認められました。

椅子から転げ落ちました。

今回のカップルを「throuple」と言い、３のthreeとカップルのcoupleが合わさった単語だと思う。

couple（カップル）だろうが、single（独身）だろうが、throupleだろうが、子どもが安心、安全、食事が摂れる環境で育つことができるのであれば、人数なんて関係ないことに異論はないだろう。

でも、大人３人が子どもの出生証明として認められてしまった。

ここで「権利」や「人権」の話がでてきます。

臭いですね。

個人の人権や権利を国として認めることも大切だけど、国の利益を考えて、行き過ぎた人権と権利を認めることの結果、生きづらい世の中になってしまうと思う。

フィリピンやアメリカなどの戸籍制度のない国と比較すると、日本は家族構成がとてもわかりやすい。

子どもの親のところには、生みの父親と母親しか記入するところはありません。

ところが、

戸籍に子どもの親に、３人の名前を書く権利を認めろ！・・・・

３人の男性が子どもの親なんてあり得ないでしょ。

ただし日本の戸籍制度にもシステム上変更すべき点もあります。

アメリカ、大丈夫か！？

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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