2022年大卒者の就職人気ランキングを見て驚いた

大学卒業見込み予定の学生を対象に、就職先の人気ランキングの記事が目に入りました。

コロナ禍で世の中の人の動きとニーズがガラリと変わりました。またAIの発達とともに、いままであった仕事が無くなっている、もしくは新しい仕事が増えている現場もあるんだろう。

これを素晴らしいチャンスだ！と捉えることが出来るか、ただ惰性ですごすか、もしくはやばい！と思うかで今の立ち位置がまったく違ってくるんだろうな。

生徒さんのコレクションの一部を披露してもらいました。

英会話ができるようになってみたい子どもから社会人までサポートしている、セシル英会話の安田です。

私は大卒でもないし、就職活動なんてことはしたことがないので、学生たちの苦労やその活動内容のことはさっぱりわかりません。

だから就職先ランキングなんてまったく興味がなかったのです。

でも日本を代表する超一流企業名や有名企業、例えば海外に行くと見かける看板広告の大きさを見ればその規模と影響力はわかります。そしてそのような会社に採用されることは難しんだろうなってことぐらいしかわかりませんが、私が２２，３歳の頃？の人気の就職先と今のとは、明らかに違っていたような気がするのです。

先程の看板広告。最近海外で日本の企業のものを見かけなくなりました。

またアメリカの家電製品を扱うお店に行くと、以前は日本製のテレビばかりが展示してあったけど、最近はまったく見かけなくなりました。

日本車は海外では依然として根強い人気だと思う。

毎年上位ランキングしていたはずの旅行関係の航空会社や旅行代理店やメガバンク系、そしてマスコミ、テレビ関係の人気が落ちていました。

また家電製品関係の企業も上位に出なくなってきました。

そして個人的に興味がある車やバイク関係の企業の人気度は、若者の自動車離れが深刻化していて、日本の花形産業であった自動車が、日本国内から崩壊していくような兆しとしか見れません。

人気の企業は、保険関係の金融系や一部商社でした。このような企業が人気になってもね・・・と思う。

金融系は、一部の優秀な人達が採用されればいいと思うけど、人気の職業とどうしてなるのかね。

プログラミング教育が昨今盛んに取り沙汰されているので、そのような企業が出てきてもおかしくないと思うんだけど、まだ教育の結果が時期尚早なのか、現れてきていないようですね。

LINEに変わる日本独自のアプリの開発やソフトウェアの分野に置いては全然日本の会社名が出てきていないし、コンピューターのハードの部分が日本が弱体化してしまっています。

国防や軍（日本はなぜかまだ認められていないけど）の開発に関連するような企業に政府からのテコ入れが増えると、コンピューター関連と合わせてランキングも変わってくると思う。

今のランキング内容から、どう観ても将来日本の国力が経済的に強くなっていかないように見えるんだけど、専門家はどのように観ているんだろう。

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安田　英承

代表 ： セシル（CECIL）

１９７０年、日本国生まれ。「セシル」代表。英会話スクール、留学斡旋、翻訳・通訳業務、日本語教室運営を名古屋中心に行っている。韓国人と日本人のハーフで、妻はアメリカ人。１児の父。ハーレーとアメ車好き。 別アカTwitterで「ハーレー英会話」してます。

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